孤独な社会人の独り言

自分の考えの備忘録としてのブログ

「大人っぽいね」

 

自分はよく他人から「大人っぽいね」とか「大人だね」と言われることがある。一見誉め言葉のように思えるし、実際そういうつもりで言っているのだろうと思うが、俺はこれを言われても嬉しくもなんともない。

そもそも大人っぽいという言葉は基本的に若い人に「年齢の割に」という意味を込めて言う言葉だ。ということは、今は周りの若い人と比べて大人びていてもいつかはみんな歳を重ね、色々な経験を積んでその比較対象とされている同世代の人との差はなくなってみんな大人になる。だから今現在「大人っぽい」と言われることに喜んでそれを自分の長所や武器のように勘違いして「俺は周りの奴より上等な人間だ」なんて思っていたらいつか歳を重ねて周りの同世代たちが大人な人間になった時に、自分の強みがなくなったと思い悩んでしまうだろう。

それに自分では自分が大人っぽいだなんて思ったことがない。けど、そう言ってもらえるのは俺が22歳という年齢であったり、学生という肩書であったり、大学生=遊びまくりみたいなイメージと違って大人しくて人と群れない(単に友達がいないだけ・・・)ということだったり、身長が低くて童顔で子供っぽい見た目をしていることもあってのことなんだと思う。

だから俺は今の時点で「自分は周りより大人だ」ということを自分の中の一つの強みだと勘違いせずに他の武器を身につけなければいけないのだ。

しかしそれが中々見つからない。。。困ったもんだ。。。