孤独な社会人の独り言

自分の考えの備忘録としてのブログ

サボり癖が出てしまい更新頻度がすっかり落ちてしまったw

日々思うことや考えることはいろいろあるから書いていかなきゃとは思いつつも。。。

 

今回は「月」について。俺は月が好きだ。宇宙のこととか月の性質(?)的なものはさっぱりわからないけど、単純に月を眺めるのが好きだ。

よくにベランダに出て月を眺めながらぬるい缶チューハイを飲むんだけど、これがなんと楽しくて素晴らしいことかww

 

夜になるとついつい色々なことを考えてしまうことが多い。時にナイーブになることもある。そんなときに月を見てぼーっと思案にふけると、深いところまで考え込んでいって、そしてそれがなんだかとても心地よくて、考えがまとまってすっきりする。

 

俺はB'zが大好きで、その理由の一つに稲葉さんの書く歌詞がある。稲葉さんの書く歌詞の中に「月」が出てくるものがいくつかある。「今夜月の見える丘に」「月光」「満月よ照らせ」とか、ソロだと「Little Flower」など、今あげた以外にも「月が」出てくる曲は幾つかある。

某歌詞考察ブログに、稲葉さんの詞に出てくる「月」は「人の本音や人間の弱さを照らし出す、明るみに出す存在」として描かれている。と書いてあるのを見かけた。

この解釈に俺はなるほど確かに!と思うと同時にそれは自分にとってもあてはまると思った。

 

自分自身、月を見て物思いにふけることがよくあると書いたが、まさに月を見ると自分でも気づいていなかったような胸の内に閉じ込めてた気持ち、弱さや悩みというものに気が付くことが多い。普段はそんなことを思わない、思ったとしても社会通念や常識、美徳なんていうフィルターを通して表に出すべきではないとしている感情や思いがとめどなくこみ上げてくる。そしてそれは良いのか悪いのか、夜が明けて朝になるとまたすっと消える。そういう経験が俺自身、何度もある。

そういう自分の経験も踏まえて考えてみると、「月」が人の本音や弱さなどを照らし明るみに出す存在というのは非常に納得できる。

 

夏目漱石は I love you. を「月が綺麗ですね」と訳したという有名な話がある。もしかしたら漱石もこの感性を持っていて、「月」によって好きな人への隠してきた想いが照らし出され明るみになり、この言葉が出てくるということなのかもしれない。まぁこれは完全なこじつけと都合のいい妄想でしかないのだけれどもw

 

そんなこともあり月というものの美しさを最近よく考えている。月は日中でも出ていて、何の気なしに朝や昼でも目にすることがある。しかし日中は太陽の存在感が大きすぎて月の存在はかすんでしまうし、その時に月を見ても何も感じない。しかし夜になると昼の太陽と同じくらいの存在感を放ち、暗い世界を明るく照らして、時にそれは人の心をも照らしてくれる。

人は幸せな時、うまくいっている時には、些細なこと、当たり前とされていることの有難みに気が付けないことが多い。逆に辛い時には些細なことでもその有難みに気が付く。

月はまさにそんな存在だと思う。明るい朝や昼に空に月が見えていても何も思わない。けれども夜になるとその明るさ、美しさに気が付く。

 

俺も月のように誰かを照らし出せる存在になりたい。普段は何ともないような取るに足らない存在と思われても構わないし、それくらいがいいと思う。でも相手が辛い時にはそっとその胸の内を照らし出してあげられて、すっと気持ちが軽くなるような、そういう人になりたいと思う。なんていうのは流石にクサすぎかww

 

なんかまぁ、そういうわけで月っていいなぁ・・・と最近考えてるんだけど、完全にじいさんみたいなこと考えてるなww 21歳でこんなことを大真面目に考えてしまうなんて。。。

 

というわけで今回は月について書いた。このブログは基本自分の記録用として書いてるから、自分自身いつかこの記事を見返した時に色々思うことがあればいいなー